レイヤー
 レイヤー・階層構造 
 項目  LightWave  SOFTIMAGE|XSI  MAYA  3ds MAX  Metasequoia

 レイヤー画面の表示

 画面右上の、シーン名の隣の小さな長方形。
 1〜10まで枠がある。必ず1つはメイン画面となる。
 長方形の左上の小さな黒い三角を押すと、全表示。
 Shiftを押しながら複数レイヤーを表示。


 表示>一般>Layer Control。
 または、キーボードの6を押す。
 または、画面右下のKP/Lボタンを押す。

 【レイヤ エディタ(Layer Editor)を表示する】

 [ディスプレイ]→[UI 要素](Display → UI Elements)
 →[チャンネル ボックス/レイヤ エディタ]
 (Channel Box/Layer Editor)を選択するか、
 ステータス ライン(ツール バー)のチャンネル
 ボックス/レイヤ エディタの表示/非表示の切り替え
 (Show or hide the Channel Box/Layer Editor)
 ボタンをクリックします。

 ポップアップ メニューをディスプレイ(Display)
 に設定します。

 

  注意:
  レイヤーに入れる物は、親と一緒に入れないと、[V]での表示/非表示に
  対応できません。その逆の発想で、親の階層に含まれている物は、
  親を非表示にしている時には表示できなくなります。一時的に親子を外して
  表示するレイヤーから抜く必要があります。
  (※Mayaのスキンウェイトは親子関係を解除しても維持されます。)

 


 【ハイパーグラフ(階層)を表示する】

  [ウィンドウ]→[ハイパーグラフ(階層)]が表示されます。

  [オプション]→[ノード表示のオーバーライドカラー]にすると、
  レイヤーで指定した色が表示されて見やすくなります。
  


 画面上にある、
 紙が3枚重なっているようなアイコン、
 「レイヤーマネージャ」ボタンを押す。
 
 Maxのレイヤは他のソフトに比べてわかりにくい。
 使いこなすまである程度の慣れが必要。

 例:【Aのモデルのみ別レイヤに移す方法】

 1.レイヤマネージャを開く。
  設定前は全部のモデルが1つのレイヤになっている。
  Aモデルを別レイヤに移して、選択できなくしたい。
 

 2.左上にある「レイヤを新規作成」ボタンを押す。
  「レイヤ01」が作成され、その右にチェックが付く。
 

 3.Aモデルを選択して「+」ボタンを押す。
  これでチェックを付けた「レイヤ01」に
  Aモデルが移動した。右にある「フリーズ」に
  チェックをすれば、画面からは選択できなくなる。
 

 4.元に戻す方法:
  Aモデルのフリ−ズのチェックを外して、Aモデルを
  画面から選択する。「0(規定値)」を黄色に選択して、
  右にあるチェックを付ける。
 

 5.「+」ボタンを押すと、チェックを付けた
  「0(規定値)」にAモデルが移動する。
 

 6.空になった「レイヤ01」は「×」ボタンで
  削除できる。


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 作業中ではないレイヤー内の
 オブジェクトをワイヤー表示に
 する

 ボタン下半分を押すとワイヤー表示となる。
 必ず1つはメイン画面(全表示)がされていること。


 レイヤー画面から「新規レイヤ」を作成。
 オブジェクトを選択してCtrl+dでコピー(複製)する。
 「選択したものを現在のレイヤに移動」で移動する。
 この時、レイヤー画面内の可視とビューのチェック
 を注意して行うこと。

 各ビュー画面の右上にあるプルダウンメニューから
 「オブジェクトプロパティのオーバーライド」の
 チェックを外す。


 <方法1:モデル単位で設定する>
  1.シェーディング表示にする。
  2.画面左下のパレットアイコンをクリック。
  3.Display Typeの欄にある「W」(ワイヤー)
    表示ボタンを押し、
  4.目的のモデルをクリックする。

 <方法2:レイヤー単位で設定する>
  1.Explorerからシーン>レイヤ。
    ワイヤー表示にしたいレイヤを選択。
  2.取得>プロパティ>ディスプレイ。
  3.すべて「ワイヤーフレーム」にして、
  4.「スタティック選択モードをすべてにコピー」
    を押すと、その項目の内容が反映される。
  5.モデルを選択して、レイヤ>
    「選択したものを現在のレイヤに移動」を
    実行すると、編集したいモデルが直ちに
    シェーディング表示に切り替わる。


 


 上記の
 「Aのモデルのみ別レイヤに移す方法」の、
 手順 3.で可能。

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 新規レイヤーを作成する

 目的のオブジェクトをコピーして、
 画面右上の任意のレイヤーボタンを選択し、
 ペーストする。

 F7キーでレイヤーウィンドウ表示。

 ・オブジェクトは元レイヤーに残ります。

 表示>一般>Layer Control。
 または、キーボードの6を押す。
 または、画面右下のKP/Lボタンを押す。

 ・全てのオブジェクトは「Layer_Default」
  という名前の初期レイヤーに置かれている。
  緑表示が現在編集可能のレイヤー。
  (カレントレイヤーと言う)

 レイヤー画面から「新規レイヤ」を作成。
 オブジェクトを選択してCtrl+dでコピー(複製)する。
 「選択したものを現在のレイヤに移動」で移動する。
 この時、レイヤー画面内の可視とビューのチェック
 を注意して行うこと。


 1.画面一番右上のアイコン、
   Show or hide the Channel Box/Layer Editor
   ボタンをクリック。

 2.Layers>Create Layerで新規レイヤー作成。

 3.オブジェクトを緑ワイヤーで選択している状態で
   目的のレイヤーの上で右ボタン>
   Add Selected Objectsで、
   実行したレイヤーに移動する。

 ・オブジェクトを元レイヤーに
  残して置きたい場合は、
  コピー&ペーストで戻さなければいけない。

 V --- オブジェクトが表示されている状態。
     チェックを外すと非表示になる。

 T --- テンプレート。ワイヤーが見えるが、触れない。
 R --- リファレンス。シェイドが見えるが、触れない。
     何もチェックがない時は編集可能状態。

 ※画面の拡大縮小は下の≪ ≫ボタンで調整できる。


 上記の
 「Aのモデルのみ別レイヤに移す方法」の、
 手順 2.で可能。

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 レイヤーを削除する

 画面内のオブジェクトを消去すると、
 レイヤーが空の状態となる。


 1.消去したいレイヤーをカレントにする。

   (カレントレイヤーを変更するには、
    画面右上のLayersの下のメニューから
    目的のレイヤーを選択する)

 2.画面右上のLayers>現在のレイヤを削除。


 レイヤーの上で右ボタン>Delete(レイヤの削除)。
 レイヤを削除しても、レイヤに追加しているオブジェクトは削除されずに、
 「どのレイヤにも属さない状態」となるだけです。

 上記の
 「Aのモデルのみ別レイヤに移す方法」の、
 手順 6.で可能。

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 レイヤーに名前を付ける・
 名前変更
 ビュー>レイヤー>レイヤー設定
 Layer Controlの画面で
 名前をWクリックする。日本語は文字化けする。

 Layer上で右ボタン>Edit Layer>Nameで入力。


 上記の
 「Aのモデルのみ別レイヤに移す方法」の、
 手順 2.で、「レイヤ01」を右クリックすると
 「名前変更」が可能。


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 複数のレイヤーを表示する
 目的のレイヤーボタンをShift全選択。
 Layer Controlの画面で
 必要なレイヤーの「ビュー」をチェックする。

 LayerウィンドウにVをチェックする。


 デフォルトで全てのレイヤ表示はONになっている。
 Maxでは、「複数のレイヤを非表示にする」
 という発想になる。

 上記の
 「Aのモデルのみ別レイヤに移す方法」の、
 手順 2.で、新規作成した「レイヤ01」の
 「非表示」をONにすると、そのレイヤに含まれている
 内容が見えなくなる。


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 特定のレイヤーをワイヤー表示
 にする

 目的のレイヤーボタンをShiftで半分選択。

 1.ビュー画面右上のシェーディング>
   オブジェクトプロパティのオーバーライドの
   チェックを外す。
 2.画面左下のパレットアイコンをクリックし、
   Display Typesの「W」ボタンを押し、
   目的のオブジェクトをピックする。
   Escキー、または右ボタンで設定終了。


 目的のレイヤーの[V]の右にあるチェックを[T]モードにする。
 クリックする度に[T]→[R]→[無印]、となります。

 [V] … すべて表示されている状態。
 [T] … シェーディングで表示されるが、選択できない。
 [T] … 薄いワイヤーで表示されるが、選択できない。
 [無印] … 選択可能な状態。


 上記の
 「Aのモデルのみ別レイヤに移す方法」の、
 手順 3.で、「レイヤ01」を右クリックすると
 「名前変更」が可能。


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 階層構造を表示する

 【Lightwave Modeler】
  

 【Lightwave Layout】

 XSIのシーンの階層構造は、
 ・Explorer(エクスプローラー:8キー)と
 ・Render Tree(レンダーツリー:7キー)と
 ・Schematic(スケマティック:9キー)と
 ・Layer Control(レイヤーコントロール:6キー)
  で表示されます。


 【操作手順】
  各ビュー上部にある、[トップ]等のメニューから
  Render Tree、Explorer、Schematicを開きます。
 

  または、[表示]>[一般]から、
  Explorer、Layer Control、Schematicを開きます。
 


 Explorer(エクスプローラー:8キー)
  …シーン内のオブジェクトを階層形式で分岐表示します。
   複雑な階層からの選択や、ノードを階層内で変更する
   事ができます。
 


 Render Tree(レンダーツリー:7キー)
  …各ノード間のコネクション表示および編集が出来ます。
 


 Schematic(スケマティック:9キー)
  …オブジェクトや骨の親子構造を編集する事が出来ます。
    SOFTIMAGE時代から受け継がれてる表示方法です。
 


 Layer Control(レイヤーコントロール:6キー)
  …オブジェクトをレイヤーに分けて表示/非表示が出来ます。
 



 Mayaのシーンの階層構造は、
 ・Outliner(アウトライナ)と
 ・Hypergraph(ハイパーグラフ)で表示されます。

  どちらも同じような内容ですが、アウトライナが最初からあった機能で、
  ハイパーグラフの方が後から追加された機能です。アウトライナの方が
  使っている人が多く、プラグイン等もそれに対応している事が多いです。


 【操作手順】
  [ウィンドウ]>[アウトライナ]または[ハイパーグラフ]を選択します。
 


 Outliner(アウトライナ)
  …シーン内のオブジェクトを階層形式で分岐表示します。
   複雑な階層からの選択や、ノードを階層内で変更できます。

   親以下の階層を全部展開するには、名前の左にある
   [+]ボタンを、Shift+マウス左クリックします。
   再度同様の操作で、親以下を全部閉じることができます。

 


 (Maya2012の場合)↓
  オブジェクトをコピーペーストすると、[group](グループ)という
  階層の中に組み込まれてしまいます。下図の例では[pCube1]を
  [編集]→[コピー]、[編集]→[ペースト]した状態のOutlinerです。

 

  ペーストされたオブジェクト[pasted_pCube1]を選択して、
  マウス中ボタンで、何もない所にドラッグ&ドロップします。

 

  このように、[group]から外れて、同じ階層に移動できます。

 


 Hypergraph(ハイパーグラフ)
  …各ノード間のコネクション表示および編集が出来ます。
 

 

 


 3dsMaxのシーンの階層構造は、
 ・名前による選択画面と
 ・スケマティクビュー画面と
 ・レイヤー画面で表示されます。


 名前による選択画面
  …シーン内のオブジェクトを階層形式で分岐表示します。

 【操作手順】
  [名前による選択]ボタンをクリックします。
 

  下図のような画面が表示されます。  


 スケマティクビュー画面
  …シーン内のオブジェクトを階層形式で分岐表示します。
   複雑な階層からの選択や、ノードを階層内で変更する
   事ができます。

 【操作手順】
  [スケマティクビュー]ボタンをクリックします。
 

  下図のような画面が表示されます。  



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